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意 味

用 例

用例の意味・備考

はぁ 

もう

はぁ帰るってな。

もう帰るのかい。

はがいぐ

能率が上る、はかどる  

仕事はがいぐ

仕事がはかどる。

ばがけにこぐ

馬鹿にする

な、まんだはがけにこいで。

おまえ、また馬鹿にしているだろ。

はがこもり

その家のお墓を守るの人、家督

おんじだたってはがこもりだ。

二男ではあるが(その家の)墓を守ている人間だ。

はがしょ

墓地

むがし、こご、はがしょだったのさ。

昔、ここは墓地だったのよ。《「墓所」からきている。》

ばげ  

いっとぐまにばげだのぉ。

あっという間に晩になるねぇ。《「ばげさ」ともいう》

ばげまんま

晩御飯、夕御飯

ばげまんま食ったが?

晩御飯を食べたか?

ばしっこ

一番末の弟、あるいは妹

うぇのばしっこだ。

うちの末の弟(妹)だ。《「ばっち」「ばちっこ」ともいう》

はだる  

ねだる、要求する

じぇんこはだる

お金をねだる。

はなふげ

(鼻の下の)髭

はなふげおがらがして、立派さなったごと。

髭を伸ばして、立派になったねぇ。

はなふちょげ

低く、あぐらをかいたような鼻

a

《横浜町のみじえさんの情報》

はばぎだげ

ナラタケ

a

 

《青森県の他の地域では、サモダシ、サワモタシ、ボリボリ、カックイという名前で商品化されている。川内町の郷土料理「しながわ汁」に入れるキノコは、必ずこのキノコでなくてはならない。》

は(ん)ばげる

つっかえてもどす、喉をつまらす、むせる

一回にけば、はんばげるど!

一回に食べれば、むせるよ!

ぱふめぐ  

ばふばふとはためく

風でカーテンがばふめぐ

風でカーテンがはためく。《「ばふらめぐ」ともいう。》

はまる  

加 わる、仲間に入る

何さでもはまるふとだごっと。

何にでも加わる人だこと。《共通語の「水にはまる」というように川・池などに落ち込むという意味でも使用する。》

はまんじょ  

何にでも加わりたがる人のこと

a

《大畑町出身の人からの情報》

はやまる

四つんばいで這いまわる

腹痛くて、はやまって床さいった。

腹が痛くて、四つん這いで床までいった

はやらがす  

流行させる 

シール集めばはやらがした。

シール集めを流行させた。

ぱやめぐ  

ふらふらする、うろうろする

あんましばやめがさな。

あまりうろうろしないで。

はらつれぇ

腹がいっぱいできつい状態

食い過ぎではらつれぇ

食べ過ぎてお腹がきつい。

はらぼっけ  

妊婦  

a

 

《不器用の意味の「てぼっけ」は、手の動きが良くない状態。「はらぼっけ」は腹が出てきて、身軽に動けない状態。》

はんかくせ  

馬鹿みたい

なもまんだはんかくせしなぁー。

おまえも馬鹿みたいだよなぁ。

はんじゃめ 

用意、準備  

はんじゃめ良いしなぁー。

用意が良いねぇー。

はんだげる  

けずる、はがす、衣服が乱れる、掻く、きれいすっかりに取る

電気釜のままはんだげで食べだ。

電気釜の中のご飯をすっかり食べた。《鍋の中の食べ物をすっかりきれいに食べることを「鍋はだげ」という。》

はんつけ

仲間外れ

我侭すぎではんつけにさいだ。

我侭すぎて仲間外れにされた。

はんつける

はじける、はじけとぶ

水が服さはんつけだ。

水が服にはじけた。

はんちゃ

綿入れ半纏

寒いして、はんちゃ着ろ。

寒いから、半纏を着ろ。

はんぷかげ

中途半端な状態、途中で

仕事はんぷかげにして終わらせだ。

仕事を途中にして終わらせた。

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作成更新:2006年3月30日

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