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意 味

用 例

用例の意味・備考

ほい

それ 

ほいっきゃ使えばわがね。

それは使ってはいけない。《「ほれ」ともいう。》

ほいど 

乞食。いやしい  喰い意地が強い、欲張り 

このほいどこりゃ。

この欲張りものめが。《欲張りが過ぎると「ほいど根性きたね」と言われる。東北地方で広く使われる。》

ほごる 

はしゃぎまわって、騒ぐこと

ほごりたづして、ほごんなでば!

ほこりが立つから、はしゃいで騒ぐな。《もっぱら子どもに使う》

ぼっかげっこ

追いかけっこ

ぼっかげっこして遊んだ。

追いかけっこをして遊んだ。

ぼっかげる

追いかける、追い払う 

犬、ネゴばぼっかげる

犬が猫を追いかける。

ぼっこてぶぐろ

ミトン  

わらしの頃、よぐぼっこてぶぐろかっちゃにこへでもらったた。

子どもの頃、よくミトンを母に作ってもらったものだった。

ぼったぐる  

追いかける、追い払う 

野良ネゴ、家さ入ってきたして、ぼったぐってやった。

野良猫が家に入ってきたから、追い払ってやった。《「ぼる」に類似。》

ほやす 

(ホタテを)貝殻からはずす 

ホダデほやさねばね。

ホタテを貝殻からはずさなくてはいけない。

ぼる

追う

ハエばぼる

ハエを追う。《「ぼったぐる」に類似。》

ほれ

それ

ほれっきゃ使えばわがね。

それは使ってはいけない。《「ほい」ともいう。》

ほろう

払う

服さ土がついだしてほろった。

服に土がついたので払った。《「ほろる」「ほろごう」ともいう。》

ほろごう

払う

雪が頭さつもったして、ほろごった。

雪が頭に積もったので払った。《「ほろう」「ほろる」ともいう。》

ほんじね

ものの良い悪いがわからないこと、道理がわからないこと

ほんじねやづだ。

ものの道理がわからない奴だ。

ほんだ 

そうだ

a

《「んだ」ともいう。東北地方で広く使われる。》

ぼんだす

追い出す

野良ネゴがえさ入ってきたしてぼんだしてやった。

野良猫が家に入ってきたので追い出してやった。

ほんぢょ 

包丁

ほんぢょ持ってきてけ。

包丁を持ってきてくれ。

ほんに  

本当に

ほんにいいふとだ。

本当に善い人だ。

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作成更新:2006年3月30日

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