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意 味

用 例

用例の意味・備考

ふうわり  

体裁が悪い 

あんましそうだば、ふうわりっきゃ。

あまりそうだと、体裁が悪いよ。

ふぐす

ほぐす(ほごす)、解体する

家 建て直すのさふぐす

家を建て直すのに解体する。

ふぐずる

ひきずる

ズボンの裾ふぐずる

ズボンの裾をひきずる。

ぶすくろぐなる

あざになる、黒みがかる

いづぶつげだんだが、ぶすくろぐなってら。

いつぶつけたのだか、あざになっている。

ぶずみ

あざ

ぶずみよった。

あざになった。

ぶたらぐ  

なぐる、叩く

言うごときがねば、ぶたらぐどぉ!

言うことをきかないと、叩くよ!《どちらかというと平手で殴る感じ。「ぷたらぐ」ともいう。》

ふっとじ

同じ、似ている

これど、これふっとじだのぉ。

これと、これは同じだねぇ。《「ふっとず」ともいう。》

ふっぱる

引っ張る

半纏着て、ヤマふっぱさ行った。

半纏を着て、山車を引っ張りに行った。

ふ(ん)でればご

筆入れ、ペンケース、筆箱

ふでればごがっこさ忘いできた。

筆入箱を学校に忘れてきた。《「い」の音が脱落。「ふんでばご」ともいう》

ふと  

人 

ふと喋ったら、ちゃんと聞げ!

人が話したことは、ちゃんと聞け!

ぶど(う)けんば

葡萄の葉

a

《盆に供物の下に皿のように敷く》

ふとげり  

一回  

ふとげりやってみだ。

一回やってみた。

ふとめこぐ 

人見知りする 

知らねふと来たどごで、ふとめこいでらよんた。

知らない人が来たので、人見知りをしているようだ。《名詞「ふとめこぎ」》

ふとりめ

一人前

ふとりめさなった。

一人前になった。

ふりぃ

古い

ずんぶふりぃ学校だごっと。

ずいぶん古い学校だねぇ。

ふるしい

古い

ふるしい本ばけでやった。

古い本をくれてやった。《「ふりぃ」ともいう。》

ふろげる

広げる

テンブルさ新聞紙ばふろげる

テーブルに新聞紙を広げる。

ふろんじ

浮浪児

a

《「ふろんず」ともいう。》

ふんじゃま  

悪い体裁や態度

あったらふんじゃまだばわがね。

あのような態度では駄目だ。《不様に由来

ふんづらすけね

度を超して厚かましい

まんずふんづらすけねっきゃ。

まったく、厚かましいにも程があるよねぇ。《「ふん」+「つらすけね」 「ふん」がつくことで強調される

ぶんど 

ブドウ

ほどげ様さぶんどあげだ。

仏様にブドウを御供えした。

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作成更新:2006年3月30日

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