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な
あなた、君、おまえ
a
ないしょっこ
内緒ごと
この話ないしょっこさしておぐびゃし。
この話、内緒にしておきましょ。
ながまる
足をのばす
楽にして、ながまっせ。
楽にして、足を伸ばしなされ。
なげおんず
三男、末の男の子
《「なげおんじ」ともいう》
なげる
捨てる
ゴミなげでけ。
ゴミを捨ててくれ。
なげっつ
泣き虫
やーい なげっつ!
やーい 泣き虫!
なして
どうして
なしていなぐなったの?
どうしていなくなったの?
なした
どうした
なしたど?
どうしたの?
な(ん)ずき
額、おでこ
かき氷ばいっかいに食べだっきゃ、なずぎいでぐなった。
かき氷を一息に食べたら、おでこが痛くなった。
なっぱじる
大根の葉を干したものを入れた味噌汁
《大根なっぱに加え、キノコなどを入れて作ったのが干菜汁。干菜は冬の季語となっている。》
など
あなたたち、おまえたち、君たち
なにこいだもんだ
それがどうしたというんだ
《「なにこいだもんだば」と「ば」をつけることもある》
なまっこ
ずるい、怠け者 、怠惰
なまっこしてればわがねど。
怠けていればだめだよ。
なまっこぎ
ひょうきん者
《「なまっここぎ」「なまつこぎ」ともいう》
なるったげ
なるべく、なるだげ
なるったげ早ぐかせ。
なるべく早く来なよ。
なんたか(ん)た
無理矢理、ぜひとも、どうしても
なんたかんたワイもかだるってごんぼけでだ。
どうしても自分も仲間に入るといって駄々をこねていた。
なんだべ
なんでしょう
なんだべにし。
なんでしょうか。
なんどが
何とかと・・・
なんどがどへってらったなぁ・・・
何とかと言っていたっけなぁ・・・
なんぼ
いくら
これなんぼだべが?
これいくらするの?
なんぽなんでも
いくらなんでも
なんぼなんでもほいだばわがねべさ。
いくらなんでもそれではだめでしょ。
なんも
何も、全く
なんもけーねーよー。
全く大丈夫だよ。