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意 味

用 例

用例の意味・備考

私、自分

青森県だば自分を「」ってへるよ。

青森県では自分を「わ」というよ。《「わい」「わら」に同じ。青森県全域で用いられる一人称》

わい

私、自分

ほの棒っこわいさのべでけ。

その棒を私に差しのべて下さい。《「わ」「わら」に同じ。青森県内においては下北弁特有の一人称》

わがね  

だめだ 

こいだばわがね

これだとだめだ。

わだぼっつ

わたぼこり

2、3日掃除ばしねっきゃ、わだぼっつたまってまった。

2、3日掃除をしなかったら、わたぼこりがたまってしまった。

わっか

わっかばはめる。

輪をはめる。《「こ」をつけて「わっかっこ」ともいう》

わっためがす  

徹底的にやる、思いっきり叱る

あいっきゃ、わいにかってわっためがされだんだに。

あいつは、私に思いっきり叱られたんだよ。

わっつり  

思いっ切り

わっつりふったがいだ。

思いっ切りはたかれた。

わったわった  

徹底的にひたすらに

わったわったど掃除した。

徹底的に掃除した。

わっぱり  

上衣、上着

青い色のわっつぱり着てらった。

青い色の上着を着ていた。

わへる 

忘れる

買ってくるのわへだ。

買ってくるのを忘れた。

わら

私、自分

わらもなんも知らねじゃ。

私も何も知らないのよ。《「わい」「わ」に同じ。主に年輩の女性が用いる。下北弁特有の一人称》

わらさんど

子どもたち  

わらさんどさお菓子ける。

子どもたちにお菓子をあげる。《「わらはんど」ともいう》

わらし 

子ども

わらしなして、家さいだじゃ。

子どもを産んで、家にいるよ。

わらわらど

そそくさと

わらわらど奥さ引っ込んでいった。

そそくさと奥に引っ込んでいった。

わ(ん)じゃと  

わざと  

わんじゃとしかへだ。

わざと教えた。

わんか  

わずか、少し

わんかけろ。

もう少しくれ。《「わんつか」ともいう。「こ」をつけて「わんかこ」ということもある》

わんつか  

わずか、少し

ままわんつかでいいして。

ご飯は少しでいいから。《「わんか」ともいう。「こ」をつけて「わんつかこ」ということもある》

意 味

用 例

用例の意味・備考

んだ  

そうだ

んだっきゃ。

そうだよね。《「ほんだ」と同意》

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作成更新:2006年3月27日

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