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むかし話を下北弁で

■ ももたろう

   はじめに   

      全文

■ 鼻欠け十王

■ あわびの恩返し

 

ももたろう はじめに

誰もが知っている「ももたろう」今、この「ももたろう」が方言学習や研究の中で活躍しています。小学校の授業では、方言と共通語の「ももたろう」をそれぞれを比べたり、他の地域の方言訳と比べたりして使っている学校があるくらいです。

また、『お国ことばを知る 方言の地図帳』(監修 佐藤亮一 小学館)では、日本14ヶ所の方言で音読されたCD「お国ことばで聞く桃太郎」 がついており、各地の方言で語られる「ももたろう」が聴けるようになっています。

誰もが知っている内容を知っているからこそ、子どもから大人まで幅広い年齢の人が「ももたろう」を通じていろいろな方言に接し、楽しんだり、感動したり、驚いたりできるのではないでしょうか。

 

ところで、2005年3月現在、「ももたろう」を下北弁に訳したものをインターネット上で見つけることができませんでした。

下北弁版「ももたろう」を作るにあたり、絵本などにある原文を直訳してもそれなりに下北弁の雰囲気は出るのですが、それだとどこか味気なくつまらない感じになってしまいます。下北弁らしい言い回しが使われるように、ももたろう話の流れからそれない範囲で独自に下北弁の文章を盛り込んで下北弁版「ももたろう」を作りました。

なお、「ももたろう」といっても、世の中には多くの話があり、本によって細部に違いがあります。下北弁版では、翻訳の土台となる「ももたろう」として原型の再話と「ももたろう」のあるべき姿を追求して作られたという松居直のももたろう福音館書店)を用いることにしました。

わたしたちが知っているももたろうとはちょっと違う結末になってます。それでは、どうぞお楽しみください。

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作成更新:2006年3月31日

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