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意 味

用 例

用例の意味・備考

おいやらー

おやまぁ

おいやらー、たまげだ話だ。

おやまぁ、たまげた話だ。

おうでばよ

その通りなのよ

おうでばよ。まんず、どもなんねっきゃ。

その通りなのよ。まず、どうにもならないよね。《「おでばよ」ともいう。「おでば、おでば」と繰り返して言うことで、より一層強調される。「まったくだよ!」という気持ちを込めて言うことが多い。》

おがしっけだ

おかしな、変な

おがしっけだ話だっきゃ。

おかしな話だよね。

おがしね  

おかしな、変な

おがしねワラシだ。

おかしな子どもだ。

おかちゃん

お母さん

a

a

おがる  

大きくなる、成長する

やっとおがれよ。

早く大きくなれよ。

おそろしね

恐ろしい

見だっきゃおそろしねぐなってまった。

見たら恐ろしくなってしまった。《転じて「ものすごい」という意味で使われることもある。》

っきた  

大きな  

おっきたいびぎかいで寝でら。

大きないびきをかいて寝ている。

おっか  

お母さん、奥さんに対して使うこともある

a

a

おっきに

ありがとう

a

《西通りで使われていたが、今では使う人が少なくなった。》

おっけ

長子、上の子

ちゃっけ風邪ふいだっきゃ、おっけも風邪ふいてまった。

下の子が風邪をひいたいら、上の子も風邪をひいてしまった。《反対語「ちゃっけ」》

おっちゃ  

叔父、父 

a

a

おっつける  

押しつける、押す

このテーブルそっちゃおっつけでやれ。

このテーブルをそっちに押してやれ。

おつゆ 

みそ汁

おつゆ飲むが?

おみそ汁飲むか?《まれに醤油や塩で味付けした汁ものにも使うことがある。》

おど  

お父さん

a

a

おどがる

起きる、目ざめる

とろっと寝って、おどがったっきゃ朝だった。

うとうとと寝て、目覚めたら朝だった。

おとちゃん

お父さん

a

a

おどでな

一昨日

おどでなだば暑ふたた。

一昨日だと暑かったもんだ。

お(ん)どろぐ

起きる、目ざめる

ワラシおどがったんでねぇが?

子どもが起きたんじゃない?

おへる  

教える

わ、なさおへるして。

私が君に教えるから。

お(ん)ぼる

背負う

ワラシおぼって買い物さ行ったもんだ。

子どもを背負って買い物に行ったもんだ。

おべる

覚える、知る

新しい歌ばおべる

新しい歌を覚える。

おめ  

お前、君

a

《「おめぇ」と語尾を伸ばさないで発音する》

おもいやみ

思い悩むこと、心痛、悩みの種

あのバガおやぐにかっておもいやみだ。

あのバカな親戚のせいで思い悩むよ。《「おもやみ」ともいう》

おもしぇー

面白い

おもしぇー話だ。

面白い話だ。《「もしれぇ」ともいう》

おもで  

重たい

このカバンおもで

このカバンは重たい。

おもやみ

思い悩むこと、心痛、悩みの種

今回の件だば、ほんにおもやみだじゃ。

今回の件は、本当に悩みだよ。《「おもやみ」ともいう》

おやなぁ

おやまぁ

おやなぁ、どごのふとだべど思ったきゃ。

おやまぁ、どこの人かなと思ったら。《西通りの女性がよく使う驚きの表現》

おやまけんど

恐山街道

a

《むつ市小川町から恐山に向かってのびる県道号。》

おやまじゃっこ

恐山の宇曽利湖のウグイ

a

《強酸性の湖に棲むウグイ。pH2〜3の水中に棲める魚は世界でも珍しい。》

おんず

a

a

おんじ

a

a

おんじっこ

a

a

おんちゃ

a

a

おんど(っ)こ

お堂

奥のほさ行げば、ちゃっけぇおんどこある。

奥の方に行くと、小さいお堂がある。

おんべはがせ

博識の人、何でも知っている人

なもまんだおんべはがせだしなぁ。

君もまた、何でも博識だもんだねぇ。《揶揄した言い方》

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作成更新:2006年3月27日

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