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意 味

用 例

用例の意味・備考

こい

これ

こいっきゃわいのだ。

これは私のだ。

こえ

疲れる  

山登りしたっきゃこえくた。

山登りをしたら疲れた。

こきたね

きたない

その服こきたねしのぉ。

その服きたないわねぇ。

ごこつまり

言葉が詰まって、上手くしゃべれない状態、どもり、吃音

ごこつまらせる。

言葉を詰まらせる。

こしかっこう

腰つき、腰のあたり

こしかっこうまんでトッチャさ似でる。

腰のあたりまでがお父さんに似ている。

こしっぽね

腰骨

こしっぽねわっつりぶつけで、いでくた。

腰骨をおもいっきりぶつけて、痛かった。

ごじょっぱり

強情っぱり

ごじょっぱりだふとだ。

強情な人だ。《「じょっぱり」に同じ。》

こせごど

影での工作や画策

あらんど何がこせごどしてらみんた。

あいつら何か影で画策しているようだ。

こっこ

犬猫など動物の子ども

隣の犬こっこなした。

隣の犬が子どもを生んだ。

こった(ら)べっこ

(たった)このくらいばかり

はぁこったらべっこしかねぇのが。

もうこのくらいしかないのか。

こったに 

こんなに

こったにわいさけるの?

こんなにも私にくれるの?《「こったらに」ともいう。》

こったらに 

こんなに

こったらにしゃべってもわがらねのが。

こんなに言ってもわからないのか。《「こったに」ともいう。》

こったもの  

こんなもの  

こったらもの要らねじゃ。

こんなもの要らないよ。《「こったらもの」ともいう。》

こったらもの 

こんなもの  

こったらもの何さもならね。

こんなもの何にもならないよ。《「こったもの」ともいう。》

ごっつお  

ご馳走 

ごっつおさなるじゃ。

ご馳走になります。

こっちゃ  

こっちに  

こっちゃかせ。

こっちに来なよ。

このけばし

このくらいだけ

このけばし切ってけ。

紐をこのくらいだけ切ってくれ。

こまる  

かがむ

物取るのにこまったきゃ、腰痛ぐなった。

物を取るのに屈んだら、腰がいたくなった。

ごりっと

思いっきり、しっかりと

ごりっとままかねばわがねど。

しっかりとご飯を食べなければだめだよ。

ごりめがす

思いっきり叱りつける、頭ごなしに鹿ありつける

あんまり言うごどきかないして、ごりめがしたきゃ泣いだ。

あまりに言うことをきかないので、思いっきり叱ったら泣いた。

ごろらっと

ゴロっと、突然に

若くても、いつごろらっと死ぬがわがらね

若くても、いつ突然に死ぬかわからない。

ごわがし

冗談を言って悪ふざけすること

な、まんだごわがししてらべ?

お前、また冗談言って悪ふざけしてるんだろ?

こんじこ

小路

近道してこんじこまってきた。

近道をして小路を通ってきた。《「こんつこ」ともいう。》

こんた

今度

こんたおめさ服買ってけるして。

今度はお前に服を買ってあげるからね。

こんつこ

小路

うぇの裏のこんつこまってげば、大きい通りさ出る。

うちの家の裏の小路を通っていけば、大きい通りに出る。《「こんつこ」ともいう。》

こんじょまげる

ひねくれる、へそを曲げる

ほらみろ、あいこんじょまげでまったべな。

ほろみろ、あいつがへそを曲げてしまっじゃないか。

ごんばご

ゴミ箱

このゴミごんばごさなげでけ。

このゴミをゴミ箱の中にに捨ててくれ。

ごんぼ

1駄々、文句たれ、2牛蒡 

ねぇのはだればごんぼだ。

無いのに(かかわらず)要求すれば、(それは)駄々というものだ。

ごんぼける

駄々をこねてしまう

すぐごんぼけるして、付き合うにゆるぐね。

すぐに駄々をこねてしまうので、付き合うのに大変だ。

ごんぼほる  

駄々をこねる、くどくど文句を言う 

お菓子買ってけろってごんぼほってるのさ。

お菓子を買ってくれって駄々をこねているのよ。

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作成更新:2006年3月30日

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